暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 昭和史の天皇 20
著者名 読売新聞社編
発行日:S47.12.25
出版社:読売新聞社
形式:A5(函いり)
目次
 日独防共協定
 
ストーリーの概要
目次の細部
  
・舞台裏の主役たち ・美男、切れ者の策士 ・ハック・逮捕の謎 ・ドクター・ハック来日 ・独立の陸、海武官府 ・遊撃的な外交機関 ・ハック、大島会見 ・ナチと軍部の接近 ・国際連盟を脱退へ ・対日接近の”中身” ・ためらいと計算 ・ヒトラーの本心 ・背後からけん制策 ・独、仏の緊張関係 東方ロカルノ計画の挫折 ・仏ソ条約を口実に ・日ソ戦の可能性 ”陸軍パンフ”発行 ・実力者グループ ・三つの定石から ・独ソ密約防ぐヒモ ・大島武官の具申 ・カナリスとの接触 ・大島、リッペントロップとの会見 ・陸軍ペースで進む ・在欧大使らの感触 ・若松中佐の渡欧 ・参謀総長から拝命 ・陸軍の意見を表明 ・別協定にすりかえ ・”反共というマント” ・独国防軍の懸念 ・ベルリンのてい立 ・新聞にもれた電文 ・外務省は打ち消し ・ソ連スパイの視覚 ・軍人・外交官の相違 ・当時もマトは中国 ・二・二六で交渉中断 ・ドイツ再軍備宣言 ・訓令受け、大使帰任 ・外相の”薄墨関係論” ・変則の二元ルート ・やっとゴ”三者会談” ・”私生子”のかげ口 ・交渉の”たたき台″・ヒトラーと会見 ・やからかな前文に ・外交方針ねり直し ・ドイツの位置づけ ・反共かかげた前文 ・秘密協定か公表か ・日本側の統一見解 ・ヒトラーの妥協 ・反対具申の吉田茂 ・大島武官の渡英 ・盗まれていた電報 ・食い違うク回想録 ・幽霊リポート騒ぎ ・陸軍情報部の圧力 ・最大のスパイ事件 ・出所は日本軍部 ・条文作成の”ツメ” ・公表か・・・秘密か ・急きょベルリンへ ・無言の圧力ねらう ・協定交渉に”待った” ・奇妙な文句の考案 ・内証で二条約否定 ・三つの草案のナゾ ・不十分たった交渉 ・日本側の巻き返し ・妥協、矛盾、逃げ道 ・文語体、難解な原文 ・起伏に富んだ経過 ・合意、仮調印の運び ・枢密院も全会一致 ・北米周り伝書使 ・新聞特報、驚くソ連 ・ユレネフ有田会談 ・甘かった対ソ予測 ・期限切れ寸前妥結 ・極東への軍備増強 ・ベルリンで調印式 ・エピソード”さむらい物語” ・英仏蘭ともに”ノン″・ギリシャにも打診 ・スペイン内乱勃発 ・イタリア、防共参加 ・日伊接近の経過 ・共産活動の情報 ・常設委設置で難航 ・ヒムラー覚え言キ
暗号について
* ベルリンのてい立
 ・代理大使・井上参事官の報告・・・暗号で組んだ電信ファイルをみた。
* 新聞にもれた電文
 ・大島武官が参謀本部に打電した暗号電がソ連側に暴露?
  「マントをかぶせた」という表現をそのまま使っていた。
* 盗まれていた電報
 ・大島武官:当時、参謀本部の電報は簡単だった。リッペントロップから聞き、今後は間に血暗号を変えると言うことにした。
 ・グリビツキーの回想録「わたしはスターリンの秘密機関員だった」
  「日独の交渉中、ナチスの秘密機関が、大島将軍と東京の間で交わされた暗号電報を傍受して記録しているのを知った。その写真複写の形で入手した。・・・」
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