暗号戦史
「ソ行 作品」
作品名 空のスパイ戦争    上空1万メートルで何が起こっているか
著者名 ディック・ファン・デル・アート    (Dick van der Aart) (訳:江畑 謙介) 
発行日:1988.2.29
出版社:光文社
形式:四六判
目次
T スパイするアメリカ
U スパイするソ連
V 陸上のスパイ戦
W 洋上のスパイ戦
X スーパー・スパイ機の系譜
ストーリーの概要
 スパイ衛星の発達により、地球上のいかなる場所も写真撮影が可能となった。しかし、その一方で米ソは現在もなお巨費を投じて新しいスパイ機を造り、全世界に向けて秘密偵察活動を続けている。
 決して終わりのない東西間の諜報ゲームにおいてこれらの航空機は、いわば陰のスター・プレイヤーである。
 しかし、この全世界を非合法的、かつ無制限も写真撮影の出来るような、高高度スパイ機の作れる国は、極めて限られている。他の国の多くは様々な種類の軍用機や民間機を用いて、隣国の無線通信を傍受しようと努力しているのが現実である。
 そのような活動は主として公海上のものではあるが、安全な活動とは呼べるものではない。ほんのちょっとした航法上のミスから、数分間コースをはずれて禁じられた境界を越えてしまったとしても、恐ろしい結果を招くことになるだろう。
暗号について
T スパイするアメリカ
*空飛ぶ盗聴センター:RC-135ELINT
 ・高感度の無線通信、レーダー信号受信装置
 ・挑発的な電子情報収集
*ミステリアスなRC-130
 ・NSAのCOMINT機
*CIAのRB-69ヌプチューン
U スパイするソ連
* トーキョー・エクスプレス
V 陸上のスパイ戦
*プロジェクト・ガードレイル
 ・RU-21E、RU-21H・・・電子盗聴装置
W 洋上のスパイ戦
* 艦隊の電子スパイ
 ・放射電磁波を集める
inserted by FC2 system