暗号戦史
「ソ行 作品」
作品名 ゾルゲ、上海ニ潜入ス   日本の大陸侵略と国際情報戦
著者名 楊 国光
発行日:20091128
出版社:社会評論社
形式:四六判
目次
第一章 ゾルゲの家庭とその生い立ち
第二章 革命の志士──尾崎秀実
第三章 上海での出合いとその日々
第四章 ルート・ウェルナーの語る上海(一九三〇〜三二)
──スメドレー、ゾルゲとそのグループ
第五章 周恩来とゾルゲの秘密会見
第六章 陳翰笙とゾルゲ
第七章 王学文とゾルゲ及びその協力者たち
第八章 東京におけるゾルゲとその諜報活動
第九章 独ソ戦の警鐘と日本「南進」の予告
第十章 中共上海情報科と「中共諜報団事件」
第十一章 ラムゼイの最後の日々
第十二章 事件の余波
ストーリーの概要
 1930年1月30日ベルリンからゾルゲ、「魔都・上海」に潜入。
 1930年代危機の中で、中国共産党の防諜機関、国民党の特務、ゾルゲ機関の上海を舞台とする国際情報戦は展開される。
暗号について
第八章 東京におけるゾルゲとその諜報活動
*暗号名「ラムゼイ」
 ・ラムゼイ:ロシア語で「PAM・3AЙ」・・・頭文字「P・3」→「PИXAРД・ЗOPГE」:リヒアルト・ゾルゲ
 ・リシュコフ尋問報告書・・・軍事暗号無線→モスクワは軍事暗号無線の変更実施

第九章 独ソ戦の警鐘と日本「南進」の予告
 ・暗号名:「オットー」→尾崎、 「ジョー」→「宮城」、「「ラムゼイ」「ウィックス」→ゾルゲ、「フリッツ」→クラウゼン、
       「ジゴロ」→ブケリチ、「グスタフ」→シュタイン、「アンナ」→オット大使「ミュンヘン」→モスクワ

第十章 中共上海情報科と「中共諜報団事件」
 ・暗号解読報告書「真珠湾攻撃に先立つ日本海軍通信文」
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