作品名 |
スパイ 戦慄のドキュメント |
著者名 |
リーダーズ・ダイジェスト編 |
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発行日:1971.8.1
出版社:
日本リーダーズ・ダイジェスト社
形式:四六判(ソフト) |
目次
* 世紀のスパイ―ゾルゲ
* ナチの原爆をはばんだ11人
* ダカールに来ると思っていた
* かくしてロンドンは救われた
* ナチを出し抜いた男
* モンゴメリー元帥の替え玉
* あまりにも危険な男
* Dデーの秘密
* スパイをスパイしたスパイ
* 15年も仮面をかぶっていた大佐 |
ストーリーの概要 |
第2次世界大戦勃発直前から現在まで、実際に起こった大スパイ事件、10編。
* 世紀のスパイ―ゾルゲ:ゴードン・W・ブランゲ著
・ゾルゲ事件の真相・・・・
* ナチの原爆をはばんだ11人:フレデリック・ソンダーンJr著
・ドイツの原爆の製造原料工場を探り出し、攻撃
* ダカールに来ると思っていた:ドナルド・Q・コスター著
・欺情報の成功、コスターの奇妙な符合事件
* かくしてロンドンは救われた:ジョージ・ケント著
・ナチスのV1号の発射基地を探り出し、連合軍に情報を提供
* ナチを出し抜いた男:アレキサンダー・クライン著
・戦時下のドイツに潜入して、ヒムラーと石油の商取引を見せかけ・・・軍事機密をキャッチ
* モンゴメリー元帥の替え玉:M・E・クリフトン・ジェームス著
・作戦の偽装の為、指揮官・モンゴメリーの替え玉が偽装行動
* あまりにも危険な男:トーマス・M・ジョンソン著
・米軍に制服に変装したナチ党員、米戦線の後方を攪乱
* Dデーの秘密:ジル・ベロー著
・ノルマンディー上陸作戦、ヨーロッパ戦線の明暗を分けた連合国軍によるナチス支配下の北フランス侵攻作戦
・その裏には、双方のスパイと逆スパイが暗躍し、謀略と秘密工作のめまぐるしい応酬が先行していた。
* スパイをスパイしたスパイ:エドワード・R・F・シーハン著
・フィルビー事件:米ソが無気味な均衡を保っていた時期に発生した事件
・このバランスに重大な影響・・・英政府高官が何故10年近くもソ連のスパイとして働いたのか?
* 15年も仮面をかぶっていた大佐:アーウィン・ロス著
・スウェーデンの空軍大佐がソ連のスパイに・・・二重スパイ? |
暗号について |
* 世紀のスパイ―ゾルゲ
・暗号電報は英語、木造家屋の利用、リュシコフ事件:暗号の暴露
・暗号担当:クラウゼン・・・恐怖に耐えた、病気中も担当・・・・暗号通信容易にベッド改造、女中問題
* ナチの原爆をはばんだ11人
・電解水素工業専門家・アイナー・・・暗号担当
* ダカールに来ると思っていた
・ワシントンのスパイ学校・・・暗号教育
* ナチを出し抜いた男
・危険な場合、見かけは商用電報だが電報が届いたら、「妻が病気だから至急帰国を」の電報・・・独を騙す
* あまりにも危険な男
・奪還した独逸のジープから受信機と暗号書を入手・・・ドイツの動きを察知
* Dデーの秘密
・虚偽の報告には、コールサインの終わりに余分のダッシュを加える。
・連合軍、ドイツ双方の機密保持と暗号運用
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