暗号戦史
「タ行 作品」
作品名 大戦前夜の諜報戦     陸軍中野学校シリーズ
著者名 畠山 清行
発行日:S42.12.25
出版社:サンケイ新聞社
形式:四六判(ソフト)
目次

下記に記述 
ストーリーの概要
大東亜戦争開戦の前後期における諜報戦の事例を詳述。中野学校にこだわらず、日本、陸軍・海軍の実施した数々の諜報戦、失敗もあれば、成功もある。また、敵国アメリカの諜報活動も一部述べられている。

目次
・右手に十字架、左手に剣         ・米艦隊演習にスパイ船 
・飼い犬に手をかまれたアメリカ      ・大欲は無欲におとる 
・実らなかった潜水艦情報         ・日独交流と祖国に弓引く者 
・排日の中心地にスパイ領事館      ・これで戦争に勝てるのか 
・軍民合同の死の商人           ・海南島の勇み足 
・敵を欺くには味方から           ・日本を救った女の嫉妬 
・自由と友情のF機関            ・連合艦隊、図縁に失敗 
・ つんぼ桟敷、真珠湾の狼狽       ・歴史の謎、ナチのスポンサー 
・初空襲を知った無電諜報         ・海軍の面子とスタイリスト・ヒットラー 
・情報の勝利と今世紀最大のスパイ   ・運命の12月8日 
・びんたと立小便の文明国         ・マライの基地シンゴラ 
・神兵、東より来る              ・マライも火を吹く
・インド国民軍の決起            ・独立旗下にわれら死なん
暗号について
* 米艦隊演習にスパイ船
 ・ 米演習通信の傍受、解読
* 実らなかった潜水艦情報
 ・ 海軍の田林は、収集した潜水艦情報を比島の水谷に送るのに隠しインキを使用。単行本の文字の横にそれで点を打つ。現像液をかけると点が現われ、その文字を拾って繋ぐと林田と水谷で打ち合わせた暗号文になる。
* 日独交流と祖国に弓引く者 
 ・ 「柳便」と「逆柳便」
 ・ドッガーバンク号における暗号解読班の活躍
* 情報の勝利と今世紀最大のスパイ
 ・ 珊瑚海海戦直後の米海軍の暗号解読活動・・・ミッドウェー海戦への暗号戦
* 運命の12月8日 
 ・ 開戦日時通知の暗号電報
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