暗号戦史
「タ行 作品」
作品名 大本営参謀の情報戦記   情報なき国家の悲劇
著者名 堀 栄三
初出版:1989.9:文芸春秋

発行日:1996.5.10
出版社:文芸春秋
形式:文春文庫
目次  (暗号関連抜粋)
T 陸大の情報教育
U 大本営情報部時代(1)
 4 「海軍の暗号がやられている!」
V 大本営情報部時代(2) 
 2 情報戦から見た真珠湾攻撃
W 山下方面軍の情報参謀に
 5 米軍通信の諜報と情報処理
X 再び大本営情報部へ
 1 日本軍の暗号の非能率ぶり 
 2 戦略爆撃と米軍暗号の解読 
 3 B29のコールサインを追う 
 4 原爆投下記のコールサイン
 6 日本の諜報戦秘話 
 7 地下に潜った陸軍特種情報部
Y 戦後の自衛隊と情報
ストーリーの概要
「太平洋各地での玉砕と敗戦の悲劇は、日本軍が事前の情報収集・解析を軽視したところに起因している」 大本営情報三号として米軍の作戦を次々と予測的中させて名を馳せ、戦後は自衛隊統幕情報室長を務めた情報のプロが、その稀有な体験を回顧し、情報に疎い日本の組織の構造的欠陥を剔抉する。
暗号について
太平洋戦争中の日本軍の暗号の実態、暗号解読・通信分析の事実を的確に著している。暗号担当ではなく情報担当として冷静に分析している。
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