作品名 |
対米最後通告をめぐる日本海軍の対応 (「軍事史学106・107」所収) |
著者名 |
市来 俊男 |
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発行日:H3.12.15
出版社:錦正社
形式:雑誌(A5) |
目次
「なし」 |
ストーリーの概要 |
* 12月4日の連絡会議で、対米最後通告を行うことを決定し、その案文は外務大臣に一任し、打電ならびに手交する日時は統帥部と外相間で協議することになった。
* 協議の結果、最後通告は8日0300に手交することに内定
* ワシントン日本大使館における業務処理上の不手際から、大幅に遅れ、"騙し打ち"の汚名を受けた。
1 対米最後通告決定の経緯
(1) ハルノートに対する日本の対応
(2) 開戦通告の決定
2 対米最後通告の事務的処理
(1) 外務省の電報発信
(2) ワシントン日本大使館の処理
(3) 対米最後通告覚書の手交
(4) 米側の傍受解読状況
3 最後通告に関する問題点の考察
(1) 最後通告にみる軍事と政治の関係
(2) 最後通告は開戦通告か、否か
(3) 自衛戦争と開戦通告
(4) 開戦通告の処理 |
暗号について |
2 対米最後通告の事務的処理
(1) 外務省の電報発信
・通告関係の電報
・タイピストの使用禁止
(2) ワシントン日本大使館の処理
・8〜9部まで翻訳し送別会へ、2130頃帰館、13部まで翻訳、14部未着のため帰宅・・・浄書せず
・朝方、郵便受けに配達電報が詰め込まれていた。当直の電信員は教会の朝のミサに
・奥村は、遅く出勤し、浄書のためのタイプ実施、全文浄書完了1350
(3) 対米最後通告覚書の手交
・1405国務省到着、1420ハルと会見、手交。真珠湾攻撃は1325
(4) 米側の傍受解読状況
・1000までには大統領以下、マジック情報を見たが、ハワイへの処置せず。
*対米最後通告電報処理状況・・・時間推移の分析表
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