暗号戦史
「タ行 作品」
作品名 大日本帝国の興亡 3 死の島々
著者名 ジョン・トーランド    (訳:毎日新聞社)
発行日:S46.7.25
出版社:毎日新聞社
形式:四六判


 ピュリツァー賞受賞
目次
一 要衝ガダルカナル島
二 緑の地獄
三 飢えの島
四 日本軍の撤退
五 会議の多い連合国
六 米陸海軍の併進作戦
七 サイパン島の玉砕
ストーリーの概要
 ミッドウェー沖海戦で日本海軍が敗北した後、勢いづいた連合国は、ガダルカナル島に上陸する。死闘のすえ日本軍はガ島から撤退。1943年4月18日には、聯合艦隊司令長官山本元帥がソロモン上空で戦死する。
 連合国側は緊密な協力体制をとり、翌年7月7日、サイパン島の日本軍が全滅する。

一 要衝ガダルカナル島
 1くつひも作戦 2アメリカ軍上陸 3「鉄底海峡」
二 緑の地獄
 1一木支隊全滅 2血染めの丘 3大和魂とヤンキー魂
三 飢えの島
 1飛行場奪回作戦 2那須部隊惨敗 3ミッドウェー海戦の仇打ち
四 日本軍の撤退
 1輸送作戦失敗 2参謀本部の圧力 3ガ島撤収決定 4疑心暗鬼のアメリカ軍
五 会議の多い連合国
 1ルーズベルトの爆弾宣言 2山本五十六の最期 3白人対有色人種の戦い 4大東亜会議開催 5テヘラン会議
六 米陸海軍の併進作戦
 1東京への最初の長い歩み 2東条の一人二役 3ア号作戦 4サイパン上陸
七 サイパン島の玉砕
 1マリアナの大七面鳥狩り 2死の谷の進撃 3サイパン島陥落 4地獄の門の案内人
暗号について
三 飢えの島
 2那須部隊惨敗
  ・ガ島連絡将校からの第1報「万歳」→「飛行場占領」を意味する暗号・・・・誤報だった。
 
四 日本軍の撤退
 4疑心暗鬼のアメリカ軍
  ・米に対する偽信・・・海軍・伊藤少佐の成功・・・・米は否定

五 会議の多い連合国
 2山本五十六の最期
  ・視察及び電報発信の経緯と米による視察電報の解読
  ・米は暗号解読の事実を隠ぺい、日本海軍は「解読不能」と信じていた。
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