暗号戦史
「タ行 作品」
作品名 誰も書かなかった日本陸軍
著者名 浦田 耕作
発行日:2003.8.11
出版社:PHP研究所
形式:四六判
目次
* 特別幹部候補生   * 徴集と召集と志願
* 実施学校の組織   * 司令部
* 師管・連隊区・連隊区司令部・連隊区司令官・徴兵区・検査区
* 陸軍武官の補充   * 兵科と部
* 陸軍航空の中枢   * 陸軍の階級
* 陸軍軍人の服装   * 職場の後始末・戦場掃除
* 軍旗・連隊軍旗    * 動員・復員・戒厳
* 入営・入隊・入校   * 兵営案内
* 兵営生活  * 礼式  * 教練
* 陸軍航空通信学校
* 陸軍航空通信学校召集下士官学生暗号課定
* 陸軍の電報送受信の仕組み
* 陸軍の機密・秘密管理   * 陸軍の情報管理
* おかしな課外授業の花柳病(性感染症)予防教育
* 卒業式は終業式    * 陸軍中央官衙
* 奮戦市ヶ谷台の若武者たち
* 焼夷弾・爆弾・機関砲・ロケット(ミサイル)
* 伝書使
* 第1航空軍の神経・第13航空通信連隊
* 週番勤務      * 内務衛兵勤務
* 東京防空戦の最前線
* 玉音放送はなぜ聞こえにくかったか
ストーリーの概要
目次の通り、陸軍を理解するための基礎となるべき事項の解説書。
著者の経験から、陸軍航空部の「通信部隊」中心だが、陸軍全般の概要について理解しやすい表現で書かれている。
暗号について
* 実施学校の組織
  航空通信学校の学生の種類に「暗号学生」があった。

* 兵科と部
  気象や天気図は軍事機密。気象暗号を使用。電報班等の説明。
* 陸軍航空の中枢
  硫黄島からの玉砕電報のながれ。
* 陸軍航空通信学校召集下士官学生暗号課定
  暗号教育、暗号の常識と非常識
* 陸軍の電報送受信の仕組み
  電報の緊急度と機密度、電報の作成と配達
* 陸軍中央官衙
  暗号作業のための市ヶ谷台上の配置について
* 奮戦市ヶ谷台の若武者たち
  暗号作業について
* 伝書使
  暗号配布の危険性、心得
* 第1航空軍の神経・第13航空通信連隊
  乱数表5号紛失事件
* 玉音放送はなぜ聞こえにくかったか
  終戦時の暗号処理
inserted by FC2 system