暗号戦史
「タ行 作品」
作品名 騙し合いの戦争史    スパイから暗号解読まで
著者名 吉田 一彦
発行日:2003.2.28
出版社:PHP研究所
形式:新書
目次
第1章 戦争は騙し騙され―「欺瞞」という名の究極兵器
第2章 壮大なペテン―イギリスの「ダブルクロス」作戦
第3章 現代ハイテク戦争
第4章 苛烈なスパイ合戦
第5章 自己欺瞞という落とし穴
ストーリーの概要
 「兵とは詭道なり」(『孫子』)――。すべての戦争は巧妙な欺瞞作戦で勝敗が決する。それは、現代のハイテク戦争においても変わらない。スパイ、暗号解読、偽装工作、謀略放送……。
 本書は、第二次大戦以降、ベトナム戦争、湾岸戦争、さらにクリントン政権下の過酷な情報戦争まで、水面下で繰り広げられた戦略、戦術の秘話を豊富な資料に基づき明かす。
 「シンガポール陥落を決した奇襲作戦」「英国軍お得意の二重スパイ」「味方をも欺いたヒトラー」「CIAとKGBの攻防」「同盟国のイスラエルから脅迫されたクリントン」……。
 戦争において卑怯ということはない。個人の問題はともかく、国家間の関係においては騙す側よりも騙される側が悪いという現実がある。生きるか死ぬかという危急存亡の場面においては、人知の限りを尽くした虚々実々の対応が求められるのだ。
 日米英独露、二十世紀の覇権地図を塗り変えた秘密のファイルをひもとく。
暗号について
第2章 壮大なペテン―イギリスの「ダブルクロス」作戦
*グデーリアン将軍とエニグマ暗号機の写真
*パ-ルハーバー奇襲計画を見逃したFBI
 ・FBIと海軍等の連携不十分・・・海軍の暗号解読の未活用、ドイツのマイクロドットに注意が集中
*イギリスの暗号解読作戦ウルトラ
 ・政府暗号学校・・・ブレッチリー・パークでの暗号解読、スパイ専用の暗号を解読
*細心の注意が要求される20委員会
 ・目的の一つに「ドイツの暗号をかいどくすること」
*ノルマンディ上陸作戦はなぜ成功したか
 ・在ドイツ日本大使大島浩の東京宛て電文の暗号解読
*同士討ちを誘発させる心理作戦
 ・「偽合図」という戦法

第4章 苛烈なスパイ合戦
*大統領も脅迫のターゲット
 ・イスラエルに愛された男「ポラド」・・・NSAの暗号解読作戦に関する情報をスパイ

第5章 自己欺瞞という落とし穴
*日本刀贈呈の栄誉に浴したアトランティス
 ・ドイツのアトランティスによる英船オートメドン号の捕獲・・・英の暗号書を入手、日本に提供
*ミッドウェー海戦の現実
 ・米海軍による日本海軍「D」暗号の解読
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