作品名 |
通信と情報の保全「暗号化の話」 軍用通信の基礎知識3 (「軍事研究2011.11」所収) |
著者名 |
井上 孝司 |
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発行日:2011.10.1
出版社:
ジャパン・ミリタリーレビュー
形式:雑誌 |
目次
「なし」
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ストーリーの概要 |
古来、さまざまな戦争・戦闘において、敵方への情報漏洩が敗北の原因になった。通信技術が発達する前はスパイによる情報収集が主な原因だったが、通信技術の発達は皮肉にも、通信の傍受による情報漏洩という新たなリスク要因を生み出している。
そうなれば、通信を傍受されないようにする、あるいは傍受されても内容が分からないようにする必要が生じる。
* 通信の保全が必要になる理由
* 通信の傍受を防ぐための方法
* 通信トラフィック分析と、それへの対策
* 暗号化の方法には2種類ある
* コンピュータ時代の主役は計算処理による暗号化
* 具体的な暗号化の例:RC4
* 鍵配送問題と公開鍵暗号 |
暗号について |
* 通信の保全が必要になる理由
・電波には戸は立てられない
・無線、有線:「アイヴィー・ベル」作戦、ネット、衛星:「ゴルフボール」
・「象のオリ」の重要性の低下
* 通信の傍受を防ぐための方法
・電波の選定、送信出力の設定、有線の活用
・暗号化、コードワードの活用
* 通信トラフィック分析と、それへの対策
・暗号の解読が不可でも、コールサイン、通信の統計等で、敵軍の動向を推測
・誰と誰が、通信の多寡の把握
・偽電の活用
* 暗号化の方法には2種類ある
・コードとサイファー
* コンピュータ時代の主役は計算処理による暗号化
・デジタル化、計算処理・・・アルゴリズムと鍵・・・長さ
* 具体的な暗号化の例:RC4
・排他的論理和の利用
・疑似乱数ジェネレーター
* 鍵配送問題と公開鍵暗号
・共通鍵暗号・・・鍵の配送
・公開鍵暗号・・・RSA、楕円曲線暗号・・処理速度の問題
・データそのものの暗号化は「共通鍵暗号」、鍵の配送を「公開鍵暗号
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