「ハ行 作品」
作品名 敗戦の教訓 著者名 佐藤 毅 発行日:2003.12.10
発行所:河出書房新社
形式:B6、ハード目次
第1部 日米開戦への底流
第2部 ついに日米開戦へ
第3部 暗雲たれこめる日本
第4部 愚かなり「日本外交」
第5部 原子爆弾使用の問題点
第6部 日本を襲う敗戦の激震
第7部 戦争責任をめぐる動き
第8部 昭和戦争史のベールをはがす
第9部 外からの日本へのアドバイスストーリーの概要 太平洋戦争に負けた原因を深く分析し、今後の日本が同じ過ちを犯さないように、筆者が次代を担う若者に残す教訓集。戦後の自虐史観に陥った日本人に対する警告である。意外な裏話が良き教訓として書かれている。 暗号について 第2部・第5章に「解読されていた日本の暗号」同・第6章に「外務省・大使館の恥ずべき大失態」等が書かれている。 作品名 パズル・パレス (THE PUZZLE PALACE) 「超スパイ機関NSAの全貌」 著者名 ジェイムズ・バムフォード (James Bamford) (訳:滝沢 一郎) 発行日:S61.9.30
発行所:早川書房
形式:B6、ハード目次
1 ひそやかな誕生 2 暗号−対日戦争勝利の鍵
3 巨大電子情報機関の内側 4 続発した裏切者たち
5 世界を覆う巨大な”耳” 6 極秘盗聴作戦
7 秘密の壁に生じた亀裂 8 イギリス機関との繋がり
9 驚異−民間の暗号研究 10 超えてはならぬ深淵ストーリーの概要 第二次世界大戦前の小さな暗号解読機関「ブラックチェンバー」が、如何にして現在の巨大なNSAに発展してきたのか。衛星、傍受局、コンピューターの世界的なネットワーク、1日に40トンの機密文書を処理する最大の情報組織の実態を描いている。 暗号について 大戦前には主として日本の暗号を、戦後は世界各国の暗号を解読している実態。 作品名 バルト海のほとりにて 著者名 小野寺 百合子 発行日:1985.12.5
発行所:共同通信社
形式:B6(ハード)目次
第1章 引き上げ
第2章 大戦と大戦の谷間のバルト3国
第3章 上海派遣
第4章 スェーデンへの転任
第5章 ストックホルムと東京のくい違い
第6章 武官女房の社交
第7章 大東亜戦争開戦
第8章 戦争終結への悲願
第9章 終戦 第10章 人の絆
ストーリーの概要 夫・小野寺信の海外での武官生活における秘話。信念を持って武官としての勤務を全うする夫に内助の功を発揮する筆者の夫婦での武官勤務の真実を記録。 暗号について 武官の妻として、日本との間の暗号電報の組立・翻訳、暗号書の保管を担当。武官暗号の実態を記述。 作品名 パールハーバー (Pearl Harbor) 第2次世界大戦ブックス1 著者名 A・J.バーカー (訳:中野 五郎) 発行日:昭和46年1月5日
発行所:産経新聞社
形式:B6、ソフト目次
はじめに
1 序幕 2 連合艦隊司令長官 3 Z作戦
4 戦争は避けられなくなった 5 オアフ島の日本人スパイ活動
6 居眠りしている巨人アメリカ 7 ハワイ攻撃の準備段階
8 空母機動部隊出航す 9 ト・ト・トの連送無電
10 猛火に包まれたオアフ島 11 奇襲の原価計算
12 エピローグ *Z作戦の経過表ストーリーの概要 第2次世界大戦の初日のドキュメント。日本のパールハーバー攻撃にいたる海軍の作戦計画・作戦準備、米国の対応、外交の状況等。12月7日、1351日にわたる大戦争の開始。 暗号について 「6 居眠りしている巨人アメリカ」に、日本の暗号解読「ウルトラ」等について記述。その他数箇所に暗号解読、風略号等について触れている。「*Z作戦の経過表」に、暗号解読の経過も触れている。
作品名 敗因を読む @連合艦隊の崩壊 著者名 佐々 克明 発行日:S60.11.15
発行所:二見書房
形式:新書(サラ・ブックス)目次
第1章 戦略目的の策定
第2章 組織・人事の功罪
第3章 情報の管理と操作
第4章 決断の条件
終章 興亡を分ける危機管理
ストーリーの概要 太平洋戦争における日本海軍の失敗からその教訓を学ぶ。日本企業の中にその敗戦の教訓を学ぶ事に失敗した事例を含めて説明。経済界で生き抜くために教訓を如何に学ぶかを解いている。 暗号について 第3章において、ミッドウェーの暗号解読による敗因を分析。