「ケ行 作品」
作品名 決定的瞬間 暗号が世界を変えた 著者名 バーバラ・タックマン 町野 武訳 発行日:S43.11.15
出版社:みすず書房
形式:B6(ソフトカバー)目次
はじめに
1 待っていた電報 2 賢明なるドイツ皇帝と黄禍
3 「すぐ、税関を占領せよ!」 4 第3者−日本
5 「フォン・リンテレン、当地にきたる 6 ドイツ製「ビリャ万歳
7 我が友、チンメルマン 8 わな
9 電報は送られた 10 わが生涯の最も劇的なとき
11 電報、ワシントンへ 12 確信を余儀なくされて
・ チンメルマン電報暗号ストーリーの概要 一通の電報が歴史の流れを変える!1917年の初め、既に850万人以上の戦死者を出していたWWT。開戦以来2年半が過ぎ、動きが取れない状況下、1月17日、1通の暗号電報をイギリス海軍諜報部が傍受した。この電報により、アメリカが参戦、戦争の流れ即ち歴史の流れが変わった。 暗号について イギリス海軍諜報部「四十号室」による、ドイツの通信傍受、暗号解読の実態。暗号を解読していることを知られないで、暗号情報を利用するにはどうしたらよいか。ドイツの暗号に関する過信。
作品名 経済スパイ戦争の最前線 War by other Means 著者名 ジョン・ファイアルカ (John J.FIALKA) (訳:大蔵 雄之助) 発行日:1998.8.10
出版社:文芸春秋
形式:四六版目次
プロローグ
第1章 くぼんだ大地 第2章 小魚
第3章 大魚 第4章 勝ちたがりの日本人
第5章 決別 第6章 スパイ事業
第7章 経済戦争 第8章 情報による戦争
第9章 通信破壊 第10章 データ荒らし
第11章 資金追跡 第12章 高度学習
第13章 仮想主義 第14章 生き残り
第15章 反撃 第16章 勝利ストーリーの概要 日本は戦後一貫してアメリカの知的財産を侵し続けてきた、その巧妙なやり方を今、韓国と中国・台湾が模倣して追っている。日本は、政府主導で留学生・研究者を送り、アメリカの研究や技術を盗んだと著者は述べている。意外な感じがする。訳者が、事実確認の為関係企業に問い合わせたが、「このような本を翻訳・出版すれば然るべき措置をとる」という態度であり、やむを得ず「知りたがりの日本」は、原書から削除したとの事。やはり事実なのか! 暗号について 第13章、第16章に「暗号」技術の情報戦争について触れている。
作品名 検証 山本五十六長官の戦死 著者名 山室英男、 緒方 徹 発行日:1992.4.20
出版社:日本放送出版協会
形式:四六版目次
第1章 戦勝のかげに
第2章 侮りのむくい
第3章 悲劇の終局へ
第4章 飛行実験は何を語る
ストーリーの概要 1943年4月18日、山本長官はなぜブーゲンビル島の最前線に行かざるを得なかったのか。そしてなぜあれほど簡単に撃墜されてしまったのか?
山本長官を撃墜したアメリカ戦闘機のパイロット二人は、どちらの弾丸が超喚起に当たったのかをめぐり、揉めている(いた)。
空戦状況「20秒余り」の事実の追求と山本長官の行動に対する疑問の追及。
長官の自殺説に対する疑問にも答えている。
長官機を含め1式陸攻が2機とも撃墜されたのに直俺の零戦6機は無事帰還の事実の裏は?
「死屍に鞭打つ覚悟がなければ的確な戦訓は得られない」(館山飛行隊長・浅野中佐)日本人は、かばいあいが目に付き、真実の追求姿勢が弱い。
日米の公刊戦史等各種資料を駆使して、事実を追及した力作であろう。暗号について ・英チャーチル首相の回顧録による英の暗号解読の事実。米よりも進んでいた。
・太平洋戦争における米暗号解読努力に実態。物理的解読(暗号書等の入手)と科学的解読。
・ゼロ戦の通信手段:無線電話は役立たず。モールスのよる略号通信主体か?
・解読された長官視察計画:電報の流れの追求・強度の弱い暗号使用による転電が解読の原因。
長文電報の弱点。かなり詳しく分析しており、参考になる。