暗号戦史
「ワ行 作品」
作品名 ワールド・インテリジェンスVOL2 日本の対外情報機関  
著者名 軍事研究2006.9 別冊
発行日:2006.8.25
出版社: ジャパン・ミリタリー・レビュー
形式:雑誌特集号
目次
・日本のインテリジェンス機能はどうあるべきか
・「迷走」日の丸偵察衛星の今後
・知られざる「外事警察」の実像
・自衛隊「偵察・監視」能力の今後
・「防衛庁情報部門」の全貌
・旧日本軍特務機関の全貌
 @盗聴、スパイ、民族工作
 A松機関/梅機関/南機関/F機関
・「対外情報機関」化を模索する公安調査庁
・外国情報機関へのアピールで「改名」ラッシユ
・外務省「国際情報統括官組織」の能力とは
・その他
ストーリーの概要
日本の情報機関特に対外情報機関の実態が纏めて書かれている。
また、如何に日本の情報機能が不十分であるか再認識させてくれる。旧軍の各種機関の組織的行動についても分かりやすく纏められている。

その他の項目
・『日本海着弾』から一転の「発射直後墜落」へ! テポドン2「航跡情報」の怪
・党より法案を出し、日本のインテリジェンスを改革する! インタビュー 石破茂
・国家機密の「奥の院」内閣情報調査室と日本の情報コミュニテイ
・天下り組織か別働隊か、 内閣情報調査室「外郭団体」の正体
・情報専門家インタビュー@ 日本のインテリジェンス機能はどうあるべきか
・情報専門家インタビューA 独自の外交戦略があれば情報機能は不可欠になる!
・情報専門家インタビューB 情報機構改革は「ロードマップ方式」で実現化できる
・海上保安庁情報調査管理官/総務省総合通信局/CTBTO国際監視制度/財務省調査課/経産省貿易管理課/金融庁特定金融情報室
・工作船事件の全「情報ルート」を検証する!
・インテリジェンスの昭和秘史 冷戦時代3つの「陰謀」
・麻生幾「情報武装!」〜『瀕死のライオン』の作者がみた日本のインテリジェンスの弱点
・コラム 喜界島「象の檻」傍受施設の長かった日々
暗号について
「暗号」「暗号解読」についてあまり具体的事例は書かれていない。
しかし、海外の通信を傍受する機能があるという事は、夫々暗号解読に取り組んでいる事は間違いないだろう。

* 旧日本軍特務機関の全貌
 ・陸軍、海軍の傍受、解読
 ・関東軍の特務機関
* 知られざる「外事警察」の実像
 ・極秘機関「ヤマ」の謎・・・通信傍受機関・・・全国に13カ所?
* 外務省「国際情報統括官組織」の能力とは
 ・第1国際情報官室・・・シギント担当・・・船橋で通信傍受?
* 「防衛庁情報部門」の全貌
 ・電波部・・・元陸幕調別・・・・強力な通信傍受能力
 ・解析、暗号解読能力は?
 ・米軍に流れる自衛隊のインテリジェンス
 ・防衛駐在官の防衛庁への伝達要領の改革
* コラム 喜界島「象の檻」傍受施設の長かった日々
 ・像の檻建設は、左翼反対運動のために20年も中断してきた。
* 工作船事件の全「情報ルート」を検証する!
 ・工作船の直接交信を傍受・・・情報本部、警視庁「ヤマ」
 ・自衛隊、海上保安庁の確執


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