暗号戦史
「ヤ行 作品」
作品名 山本司令長官機撃墜の写真   (「水交H20.7」所収)
著者名 左近允 尚敏
水交




発行日:H20.7
出版社:水交社
形式:B5「機関誌)




目次
「なし」 
ストーリーの概要
1943.4.18、連合艦隊司令長官山本五十六大将は、航空機に座乗して部隊視察に赴く途中、敵航空機の攻撃により戦死した。視察予定を関係部隊に通知した電報が解読されていたのた。

*ヒストリーチャンネル「大日本帝国海軍史」において山本司令長官機撃墜のシーンあり。その中の写真
1 ロッキードP-38ライトニング(双発双胴の特異なスタイル)
2 一式陸攻(長官機か参謀長機か不明)
3 P-38(そのシルエットから日本海軍の搭乗員は「カツオブシ」と呼んでいた。)
4 被弾して火を噴きつつ墜落する一式陸攻)
暗号について
*18日、前線視察計画を海軍暗号で送信:南東方面艦隊長官から13日打電
*ハワイ艦隊無線情報班が解読キング作戦部長等に打電
*次いで、海運章暗号課はより詳しい解読電報を関係先に打電
 ・RR:ラバウル、RXZ:バラレ島、RXP:ブインであることは承知していた。
*4月15日付「太平洋艦隊日例ウルトラ回報」が太平洋の各指揮官に配布された。
*メルボルンの情報班も傍受解読・・・陸軍の暗号か?
*戦史叢書
 ・中央の調査:暗号電報による意味付漏洩のいかなる兆候も認められない。
 ・南東方面艦隊司令部の調査:理論的に解読は不可能。偶然遭遇。
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