海外の暗号小説
第25話 続:「ダ・ヴィンチ・コード」の凄さ H18.2.5
10月末の第19話で、ダ・ヴィンチ・コードの凄さを書いたが、その後も人気の勢いは止まらないようだ。

昨日、数軒の本屋に行ったが、どこでもダ・ヴィンチ・コ−ドが、山のように積まれていた。1月25日に第34版を重ねた最新版である。9月末に25版だから、月に2版以上を重ねていることになる。
最近は、読書離れといわれ、特に若い人たちはあまり本を読まない、あるいは中高年・主婦は節約のため図書館通いで新刊を買うことが少なくなったとも言われている。そういう状況の中でこの本は、版を重ね、売れ続けている。もう読むべき人は読んだのではないかと思うが、これだけ売れ続けるというのは凄いものだ。
また、3月10日には、文庫版が出るという。上・中・下の3巻方式、各580円。単行本がこれだけ売れた後、まだまだ文庫も売れ続けるのであろうか?読書人口が増えることは良いことだ。
ところで、発行部数はどのくらいなのだろうか?

また、5月20日には、映画が全世界同時公開される。12月に予告編が各映画館で流され、元日から前売り券が発売されたが、この売れ行きが、記録的らしい。

(スポーツニッポンから抜粋)
元日から東京、大阪などの9大都市29館で前売り観賞券を発売したところ、5月20日の公開の18週前にあたる1月15日には5000枚を突破。
これは、同じくベストセラー小説を映画化した「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年)の8週前、「ロード・オブ・ザ・リング」(02年)の7週前に匹敵する驚異的な記録だ。
また、映画の前売り券が発売されるのはたいてい公開の2、3カ月前のため、公開(5月20日)の20週も前から前売り券が発売されることも異例。
配給のソニー・ピクチャーズは「原作の人気に加え、ハリウッド映画で初めてルーブル美術館内で撮影したことなど話題性も高く、観客から待ち望む声が多いので早めに発売を始めた」と理由を説明。「ハリー…」は興収203億円、「ロード…」も92億円の大ヒットとなったことから、興収100億円を見込んでいる。


ちなみに、前売り券の特典は、「モナリザ・ペンライト」だそうだ。

ソニー・ピクチャーズの公式ホームページ
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