海外の暗号小説
第56話 防衛省、GPS携帯導入へ H20.2.5
防衛省の増田防衛次官は、4日の記者会見で、防衛省幹部に全地球測位システム(GPS)付き携帯電話を所持させ、休日や夜間の行動を把握できるようにする方針を明らかにした。
石破防衛省、副大臣、次官、各自衛隊幕僚長等約20名が対象で2月中に導入するとのこと。

これは、前次官の守屋武昌被告(収賄罪で起訴)のゴルフ接待問題を検討した結果の処置だと言う。
「幹部の居所をより簡易に行い、緊急連絡の確実性を高める』と、導入の意義を強調。
当初、位置情報が第三者に漏れる可能性があることから見送りの公算が大きかったが、「
電波信号の暗号化などで、技術的な問題をクリアできる」と判断した結果だそうだ。
どのような暗号化をするのかは、当然秘密だろう。

それはともかく、情けない話ではないか。
防衛省の幹部が信頼・信用されていないと言うことではないか?自ら認めるということか?
守屋被告が諸悪の根源だが、その処置は、実に日本的な小手先の処置で、対面を作ろうとするだけでは無いのか!

軍隊としての危機管理上の即応性から来る必要性ではなく、高級幹部の犯罪防止のためのGPSか!!
これだけ不祥事が続くと、こんなことでもやらないと世間やマスコミが承知しないのかな?
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