読売新聞の22.3.6夕刊に暗号に関する記事が載った。
ふしぎ科学館というシリーズ(子供向けの科学解説記事。暗号について、分かりやすく、簡単に要素を記述してある。
主たる内容
*KDDI研究所・田中俊昭さん
・ シーザー暗号の解説・・・規則と鍵の二つの要素が備わっている。
・ スキュタレー暗号の説明
・ 生活に暗号が必要なのか・・・クレジットカードの番号や名前を知られたら困る
*中央大学教授・辻井重男先生
・ エニグマの解説・・・実物を持っているらしい。
・ 現在の暗号の説明・・・素数を使ったRSA暗号
・ 現在のパソコンでは2000台を1年間使い続けて、2を700回かけた数の鍵が解ける程度の解読能力
・ 究極の暗号・・・量子暗号
*「2010年問題」進まない強化
・米国では政府が使う暗号のうち5方式を、今年中にさらに強力な方式に切り替える。・・・
コンピューターの性能が向上しても、解読に非常に時間がかかるように、暗号の鍵となる数字の桁を現在の倍に増やす。
米政府と関係のある企業や団体は多いので、暗号強化が世界で進む効果がある。
しかし、強化には時間とお金がかかるので、一般社会にはそれほど広まっていない・・・これを「2010問題」と呼ぶ。
・パソコンや携帯電話にも、暗号機能は搭載されている。対応していないと将来安全な通信が出来ない可能セもある。
* 情報処理推進機構セキュリティーセンター・山岸篤弘・暗号グループリーダー
・ 専門家だけでなく、一般の人も安全性に気をつけるように!!
エニグマ、素数、量子の説明あり
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