日本の暗号小説
著者名 赤木 かん子(編)
作品名 暗号と名探偵       Little Selections 4
発行日:2001.4
出版社:ポプラ社
形式:
四六判
収録作:

「踊る人形暗号」:コナン・ドイル、訳;阿部知二
「黄金虫」:エドガー・アラン・ポー、訳;金原瑞人
「暗号ミステリ解説」:戸川安宣

ストーリーの概要
「踊る暗号」と「黄金虫」は既に紹介している。
この本を購入した時は、新作かと思った。しかし、この本(シリーズ)の狙いは、中・高校生にも読書を・・・という動きから切れ味の良い中・短編を「面白くて読みやすくて分かりやすい、基本的で深い本を選び」編集したようだ。
字も大きく、訳も分かりやすい。

「暗号ミステリ解説」を書かれた戸川さんは,東京創元社の社長さん。
3編目に江戸川乱歩の「大金塊」を入れようと思ったが、長編なので、戸川氏に暗号ミステリの解説を依頼したとの事。
暗号について
「踊る人形暗号
「黄金虫
・「暗号ミステリ解説」
 江戸川乱歩の「大金塊」、「怪奇40面相」、「二銭銅貨」、「黒手組」、「暗号記法の分類」、ドイルの「ギリシャ語通訳」、TVドラマの「サンセット77」等を題材に小説の中の暗号を分かりやすく解説している。
・赤木さんの「解説」
 赤木さんなりのミステリの中の暗号について解説、所見を述べている。
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