暗号理論
[ア行 作品]

作品名 暗号雑論       (「別冊数理科学・暗号」所収)
著者名 喜安 善一
初出:数理科学;1968.11

発行日:1982.5.15
出版社:サイエンス社
形式:雑誌(B5)
目次
「なし」(短編) 

概要
1 暗号と私
 ・ 少年のころ、ブラック・チェンバー等から暗号に興味を持った。
 ・ 戦時中、陸海軍の暗号に携わったこともある。
2 暗号と秘密通信
 ・ 秘密通信は、通信技術の差によりる影響大
3 暗号の理論について
 ・ 戦前は、暗号理論に関する書物は殆どなかった。シャノンの理論に対し、旧軍の関係者の見解は価値があった。
4 シャノン流の考え方について
 ・ 情報量、エントロピー、冗長度等の概念
 ・ 暗号通信にとっては、送信者と敵との関係が大事
5 暗号の情報理論
 ・ 置換と整数またはその行列を法とする加法
 ・ 解読は、情報源の冗長度を利用・・・・冗長度を少なくする手段の採用
6 結言にかえて
 ・ 実際の解読では、解読者のインスピレーション名役立つ・・・言語に対する直観
 ・ 軍事面で発達したが、平和的利用が大になるであろう。
付記
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