暗号理論
[ヒ行 作品]

作品名 秘密のファイルは暗号で守れ    (日経パソコン 2006.9.11号特集)
著者名 中村 稔
発行日:2006.9.11
出版社:日系BP社
形式:雑誌
目次
「なし」(12P)
概要
文書や手続きの暗号化は古くから戦場や社交の場で用いられてきた。ちょっとしたプライバシーに対しても、誰しも一つや二つ、人の目に触れて欲しくない情報はあるもの。それは今も昔も変わらない。むしろ、パソコンに企業秘密やプライバシーなどの重要情報が集約される現代こそ、暗号化に目を向けるべきではないだろうか。ファイルの暗号化は、情報漏えい防止の最後の砦。Windowsの機能から市販ソフトまで、暗号化のつぼを伝授しよう。(著者の前言から)

* ファイルの暗号化とは、中身のデーターを一定の規則(アルゴリズム)で変換して、意味不明の内容にすること。
  例:文字コードの変換、ZIP形式の圧縮化、ファイル名の拡張子の変換、パスワードの設定等。

* WindowsXPの暗号化手法:
  ・Professional Edition:
   NTFSファイルシステムの活用 ; EFS
  ・Officeの暗号化機能
   パスワードの設定
  ・ZIPの暗号化
   圧縮、パスワード。(オリジナルファイルの削除を忘れないように)
  ・Home Editionの場合:EFSが使用できない
   市販暗号ソフトの活用:HDD青暗号化するものもある。
*Winnyに強いソフトの活用

*単純なパスワードはツールで解析されてしまう。
  パスワードは可能な限り長い文字列に! 
  「?」や「@」等の記号を入れる。
  4桁の英数字は、1〜2分で解読。8桁のものは1日以上。

暗号化に絶対はない!!!
解読する側があなたの情報を見出す価値。それに応じた暗号化。家族に見られると恥ずかしい程度の社員ならZIPで良い。普通の社員ならEFSやOfficeの機能で等。              

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