暗号理論
[シ行 作品]
作品名 情報とは     中・高校生からわかる情報の話
著者名 青柳 忠克
発行日:H4.2.28
出版社:産業図書
形式:四六判(ソフト)
目次
1 情報とは? コンピューターとは?
2 もっとも小さい情報――情報の単位
3 "1"と"2"とが活躍する世界――情報の世界
4 情報とエントロピー
5 文字・ことば・文章
6 むだを省く話、むだを利用する話
7 暗号のつくりかた、解き方
8 人間とコンピュータを比べると
9 情報を処理するもの
10 問題を解くための手順づくり
11 情報と社会

概要
情報とは易しく言えば"お知らせ"のこと。情報は身の回りにあふれている。情報に押し流されてはいけない。必要なものを取り出し、上手に利用。有害なものも少なくない。
価値ある情報を見極め、正しく処理する。
・情報の本は沢山あるが、いずれも成人向けで極めて難解。数式をなるべく少なく、具体的事例を取り入れ理解容易に。
・教育者としての体験を活かし、対話形式で。
・各章ごとに練習問題。
・英単語、英語を挿入・・・国際社会の一員として英語に親しむチャンスを
(「読者のみなさまへ」より)
暗号の要旨
7 暗号のつくりかた、解き方
 7-1 暗号とは?
 ・秘密が他に漏れるのを防ぐ・・・軍隊、スパイ、会社、国・・・通信実施上必須
 ・キー(鍵)、翻訳と解読
 ・暗号文と原文(平文)
 7-2 暗号文のつくり方
 ・換字式暗号・・・シーザー、ベーコンの暗号
 ・転置式暗号・・・キーワード
 7-3 暗号はどうして解読されるのか?
 ・太平洋戦争における事例・・・ミッドウェー海戦山本五十六の戦死
 ・言語のくせをみつけることが解読する第1の手掛かり
 (1) 言語の持っている傾向やくせを利用する方法
   頻度、連接製
 (2) あらゆる可能性をしらみつぶしに調べる方法
   コンピュータの活用
 7-4 解読されない暗号のつくり方
 ・頻度の多い文字に複数の換字を割り当て
 ・乱数の使用
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