暗号理論
[イ行 作品]
作品名 伊呂波引電信暗号
著者名 早矢仕 民治
発行日:M21.12.28
出版社:叢書閣
形式:?
(マイクロフィルムでしか確認不可)
目次
*発信引方之部
*受信引方之部

概要
(凡例から)
 此書は電信往復の頻繁なる家に在て之を各地交通の家に送付し彼我音信字数を省略するの要訣を考案したるものなり。
 編纂の体は書簡文の一語毎に仮字2個を以て暗号と為し暗号を組織して以て一つの電信文を得るの趣向なり。題して電信暗号と云う。
 要するに、電報発信の字数を削減するための略号である。
 従って、推測を困難にする工夫するよりも使いやすさを重視している。「イ」の用語には「イ」から始まる略号
(例)
 ・一切関係なし→イト、委任状→イヅ、労力→ロザ、早く買うべし→ハシ
作品名 増補再版 いろは引電信暗号
発行日:M28.8.2
出版社:叢書閣
形式:?
(マイクロフィルムでしか確認不可)
目次
*発信引方之部
*受信引方之部
概要
上記の「伊呂波引電信暗号」の再販である。
(再販凡例から)
 此書再版に於いて充分なる訂正を加え以て電信略語の完全なる書となし通信上の便を計らんことを期したりしが未だ其業を果たさざるに隅々清韓事件起り通信愈々頻繁を極め本書の必要益々急なり。依って茲に初版に用いざる暗号文字「オ井パポペプピヴゴ」を綴合して一千語以上の用語及び暗号を増補して再販を発行する事となり。
作品名 訂正増補 いろは引電信暗号
発行日:M31.8.23
出版社:叢書閣
形式:?
(マイクロフィルムでしか確認不可)
目次
*発信引方之部
・発信普通用語 ・数 ・割合 ・月日 ・時刻 ・銀行 ・諸会社及有名商家 ・株券 ・国名 ・内国有名なる地名 ・外国交通地地名

*受信引方之部
概要
上記の「伊呂波引電信暗号」の訂正・増補である。要するに第3版となる。
(第3版凡例から)
*暗号に数字一三四五六七九〇の8字を綴り合わせ1千余語を増加。暗号に数字を用いた事が異なる。
 (恐らく二と八はカタカナの二、ハと間違えるので使用しないのであろう)
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