暗号理論
「実用暗号」
作品名 安全電信暗号
著者名 林 篤信
発行日:昭和19年4月20日
出版社:丸善
形式:A5、ハード
   
約1100頁、20円56銭
目次
・ ハシガキ
・ 使い方
・ 暗号表
概要
大東亜戦争時、主としてアジア各国に展開した民間企業のための暗号書。ハシガキから察するに、第3者に対しての秘匿よりも、通信料金の節約及び電信の崩れによる齟齬防止が主体であったと思われる。市販されていることからその趣旨が分かる。
・ 87741の基本的な文字、7000字の固有名詞を採用。
・ 4文字のカナと5文字のローマ字を付与。2文字差を活用。カナでできない場合、ローマ字を利用。
作品名 電信暗号
著者名 辻 籌夫、 片切 勝彦 合編
発行日:明治28年12月29日
出版社:内外通信社
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
壱円
目次
・ 凡例
・ 叙任並議会暗号
・ 電信条例並電信取扱規則摘要
・ 暗号表
概要
政治上・実業上、打電上の費用と時間を省く目的を持って発行。所謂電報の略号表。
・ 暗号は、2字もしくは3字の片仮名を以って構成。
作品名 電信暗號
著者名 土屋 建次郎
発行日:明治32年8月5日
出版社:名古屋絨合資会社
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
非売品
目次
・ 凡例
・ 目次
 見本、注文、郵便電信、運送、品切、金銭、時日、品数、名称
 金高、碼数、服装、釦、色質、単語

・ 暗号外附録
概要
営業重要な言葉を、電信往復の便に供するため、字数を省略する目的で編纂。
例: 御問合ノ荷物ハ先日出荷済ニ御座候貴地回漕店
    フヌ   ト子   カ子  (出荷済  貴地  回漕店)
作品名 〒式 電信暗
著者名 寺田 茂照
発行日:大正7年3月8日
出版社:報知新聞社代理部
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
売価:1円50銭
目次
・ 索引
・ 凡例
・ 目録
概要
暗号は、冠符(数字、濁音・半濁音)と音符(片仮名)から組成。3字綴りとする。通信の迅速性を求めるために使用。
例: 午後8時40分當地發急行列車ニテ行
   ギ ミクヘ 二サレ 七ホタ 一メキ
作品名 電信暗號字書
著者名 里見 乙吉
発行日:明治32年5月22日
出版社:
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
売価:1円


状態が悪く、不明箇所多し
目次
「不明」
概要
目的は他と同じかと思われるが、細部不明。
作品名 電報暗号
著者名 高島 與市郎
発行日:昭和13年4月15日
出版社:細田商店
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
非売品
目次
・ 序
・ 電報暗文使用上の注意事項
・ 電報料
・ 暗号表
概要
細田商店の営業上専用の暗号書。主として料金の節約。
・ 2文字のカナからなる暗号。1暗号に4句配当。誤解のないように選定のよう有。
作品名 電信暗號
著者名 一柳 靖三
発行日:昭和4年8月20日
出版社:金洋堂
形式:B5
    (資料:マイクロフィルム)
売価:85銭
目次
凡例、料金表
普通語之部、 汽車汽船発着之部、旅館名の部、助語之部、数量之部、時令之部、銀行名之部、会社名之部、商品名之部、新聞名之部、地名之部、特殊暗号挿入之部
概要
一般人の電報発信用に公開したらしい。
イロハの「ヱ」と数字の「二三八十」を除き2字の組み合わせで構成している。
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