暗号戦史
「エ行 作品」
作品名 エニグマ暗号戦
著者名 広田 厚司
発行日:2004.2.7
出版社:光人社
形式:光人社NF文庫
目次
第1章 エニグマの出現
第2章 エニグマへの挑戦
第3章 エニグマとUボート
第4章 究極の解析機
ストーリーの概要及び暗号
ドイツが“解読不能”に絶対の自信を持つ機械式暗号機エニグマ―その卓越したメカニズムと開発のプロセス、そして、現代に至るも全容が公開されない英国の暗号解析システムを写真と図版で詳解。
チャーチルが、米ソ外交の切り札とした情報戦に常に優位を占める基礎となったエニグマ暗号戦の過程を徹底研究。

「金の卵を生んだ鵞鳥は卵の中見について、ぺちゃくちゃと話すようなことはしなかった」:チャーチル:「第2次世界大戦回顧録」
「鵞鳥」:ブレッチェリー・パーク、暗号解析員
「金の卵」:ドイツのエニグマ暗号の解読によるウルトラ情報

目次の細部
第1章 エニグマの出現
・プロローグ ・機械暗号の歴史 ・エニグマ暗号機の出現 ・ドイツ軍に採用されたエニグマ ・ポーランド情報部BS四課 ・ドイツのスパイ「アッシュ」 ・機械解析機「ボンバ」 ・英・仏・ポ秘密情報会議

第2章 エニグマへの挑戦
・ブレッチェリー・パーク ・異才、アラン・チェーリング ・解析機「ボム」 ・WRNS(英帝国海軍婦人奉仕隊) ・ウルトラとマジック ・英米の情報戦協力 ・解読の成果 ・ドイツの気象観測船を捕獲せよ ・解読の手がかり ・ウルトラ情報 ・ソビエトのスパイ

第3章 エニグマとUボート
・エニグマとドイツ海軍 ・エニグマを捕獲せよ!

第4章 究極の解析機
・ジーメンス・ゲヒムシュライバー(秘密印字機) ・ 究極の解析機コロサス

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