暗号戦史
「イ行 作品」
作品名 インヴィジブル・ウェポン  (The Invisible Weapon)
著者名 D.R.ヘッドリク    (Daniel R. Headrick)  (監訳:横井勝彦 渡辺昭一)
発行日:2013.06.19
出版社:日本経済評論社
形式:A5(ハード)
目次
第1章 電信と国際関係
第2章 新たな技術
第3章 世界的な電信ケーブル・ネットワークの拡大(    1866〜1895年)
第4章 19世紀末における電信と帝国主義
第5章 世紀転換期の危機(1895〜1901年)
第6章 諸列強と電信ケーブル危機(1900〜1913年)
第7章 無線時代の始まり(1985〜1914年)
第8章 第一次世界大戦時における有線および無線電信
第9章 第一次世界大戦における電信諜報
第10章 対立と決着(1919〜1923年)
第11章 技術と大躍進と商業競争(1924〜1939年)
第12章 第二次世界大戦における通信諜報
第13章 海上通信をめぐる覇権戦争
第14章 番人の交代
第15章 電信、情報、そして安全保障
ストーリーの概要
 国家間の対立の武器であり原因でもあった電信による情報の伝達をいかに迅速化し統制し防衛するか。
 また暗号通信と解読、通信諜報をどのようにリードしていくか。
暗号について
第1章 電信と国際関係
 ・WW2以降、検閲、秘密の傍受、暗号解読と分析によって情報を支配することを重要視

第2章 新たな技術
 ・腕木通信に暗号を挿入

第3章 世界的な電信ケーブル・ネットワークの拡大(1866〜1895年)
 ・コードの活用・・・機密性と時間短縮と通信料節約

第5章 世紀転換期の危機(1895〜1901年)
 ・英政府による暗号電文の禁止・・・各国、特に独仏の対応

第8章 第一次世界大戦時における有線および無線電信
 ・情報戦・・・暗号コードの開発、解読戦・・・「通信諜報」の開発

第9章 第一次世界大戦における電信諜報
 ・1914以前の政府の暗号解読技術
 ・地上戦における通信諜報
 ・イギリス海軍の通信傍受と電波到来方向推定
 ・1914年におけるドイツの暗号とイギリスの暗号解読技術
 ・イギリス海軍の諜報戦(1915〜1916年)・・・ルーム40
 ・U−ボート戦争
 ・ドイツ軍の通信諜報
 ・ツィンマーマン電報

第12章 第二次世界大戦における通信諜報
 ・1936年に至るイギリスとドイツの通信諜報
 ・暗号解読機
 ・戦時中のイギリス通信諜報
 ・戦時のドイツ通信諜報
 ・イギリス本土防空戦と北アフリカ戦線
 ・無線諜報、レジスタンス、そしてノルマンディ上陸
 ・ソ連諜報組織

第13章 海上通信をめぐる覇権戦争
 ・通信網と大西洋での海戦・・・エニグマ、ボンブ暗号解読機
 ・真珠湾以前のアメリカの通信諜報
 ・真珠湾からミッドウェイへ
 ・キッドウェイ開戦後
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