作品名 |
意外史 日本海軍 |
著者名 |
小池 猪一 |
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発行日:1989.10.20
出版社:光和社
形式:四六判 |
目次
1 日本海軍“77”の因縁話
2 海軍創設時代の意外な話
3 海軍興隆時代の意外な話
4 太平洋戦争中の意外な話
5 海軍技術遺産の話
6 海軍艦艇旬難意外史 |
ストーリーの概要 |
日本海軍を知るための意外性のある45話。
昭和20年8月15日、永久にその姿を消した日本海軍77年の歴史は、意外な出来事の積み重ねであった。
1 日本海軍“77”の因縁話
・「日本海軍の歴史は77年間だった」他7話
2 海軍創設時代の意外な話
・「幕府海軍が明治維新を実現させた」他10話
3 海軍興隆時代の意外な話
・「東郷氏の祖先は鎌倉武士だった」他7話
4 太平洋戦争中の意外な話
・「聯合艦隊司令長官親補の意外な人事」他14話
5 海軍技術遺産の話
・「山本権兵衛大将の海軍技術遺産」他4話
6 海軍艦艇旬難意外史
・「気象その他不慮の事故による殉難」他3話 |
暗号について |
4 太平洋戦争中の意外な話
第26話 太平洋戦争開戦に至る日米両国の意外な経緯
* その1 ルーズベルト大統領の陰謀
・ マジック解読機をハワイに配備せず、解読情報をハワイに通報せず。
・ 日本の最後通牒を解読しながら、砂防総長は故意に行方不明。ハワイへの通告遅延
* その2 日本外交暗号誤訳の意外
・ 誤訳、曲訳により日本側の意図で無い解釈となった。・・・数例掲載
第38話 情報戦に完敗した日本海軍
* 米側による暗号解読
* 日本海軍の通信諜報組織
・第2班第4課別室→第4部(通信)第10課→第11課、大和田通信隊→軍令部特務班
* 真珠湾攻撃は騙し打ちではなかった・・・外交暗号の解読で承知していた
* 暗号解読で戦略挫折していた珊瑚海海戦
* 情報戦に敗れたミッドウェー海戦
* 暗号解読で散華した山本長官
* 情報盲信で空出撃した聯合艦隊
* 通信、諜報の誤判断で戦死した古賀長官
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