暗号戦史
「メ行 作品」
作品名 「名将」「愚将」大逆転の太平洋戦史
著者名 新井 喜美夫
発行日:2005.7.20
出版社:講談社
形式:新書
目次
第1章 天皇のための生き恥―東条英機
第2章 曖昧という名の大罪―山本五十六
第3章 天才軍略家が招いたクーデター―石原莞爾
第4章 特攻隊員の後を追った猛将―大西滝治郎
第5章 死をもって本土決戦を回避した古武士―阿南惟幾
第6章 欧米本位を排した貴族のプライド―近衛文麿
第7章 日米戦争・序幕と終幕の主役―東郷茂徳
第8章 清濁あわせ呑まなかった海軍次官―井上成美
 
ストーリーの概要
天皇のために生き恥を晒した大将とは誰か?!山本五十六の優柔不断が生んだ甚大な犠牲等、指導者たちの「真の功罪」。
* 戦争の時代の主役は軍人である。一般に軍人や将軍たちに対する評価としては、古来より「聖将、名将、知将、仁将、勇将、凡将、愚将」に分ける場合が多い。
* 昭和前期の戦争の時代は、これらの特性を備えた数多くの軍人リーダーたちが活躍した時代だあった。だが、今まで半ば定着しているように思われている軍人リーダー論は、多分に修正する必要があると筆者は考えている。
暗号について
第2章 曖昧という名の大罪―山本五十六
*山本五十六の死の真実
 ・前線基地に対する事前連絡も、手数のかかる極秘電信ではなく、容易に解読できる平電で打つよう、山本は要望
  ・・・(これはちょっとおかしい?)

第7章 日米戦争・序幕と終幕の主役―東郷茂徳
*外務省の暗号解読に対する不注意
 ・ドイツから、「米が日本の外務省暗号を解読している」という情報を軽視。
 ・米のパープル解読機による日本外務省の暗号を解読
*最後通牒が遅れた理由
 ・外務省と大使館の連絡ミス、他意はなかった。
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