暗号戦史
ニ行 作品」
作品名 日系元情報兵と訪ね歩いた「日米戦争」  (「新潮452009.6〜9」所収)
著者名 柳田 由紀子





2009.6〜9
発行日:20069.6〜9
出版社:新潮社
形式:雑誌
目次
6月号 もう一つの「二つの祖国」
7月号 生きて虜囚の辱めを受けず
8月号 戦艦ミズーリに乗った通訳官
9月号 戦後の日本を創った男
ストーリーの概要
第2次世界大戦における日系兵の戦争体験を映像に記録しているNPO「ゴー・フォー・ブローク全米教育センター(GFB)」理事のケンジロウ・アクネ氏と日本へ元日本人捕虜や二世を訪ね歩く。

6月号 もう一つの「二つの祖国」
 ・一家離散寸前、日米往復の半生
 ・米国陸軍情報語学校
 ・ビルマ戦線
 ・GHQと戦後
7月号 生きて虜囚の辱めを受けず
 ・戦陣訓の呪縛
 ・硫黄島の捕虜No.890
 ・日本兵、米本土に渡る
 ・沖縄の「逃げる兵」
8月号 戦艦ミズーリに乗った通訳官
 ・45年、ミズーリ号
 ・「こう(虫偏に交)竜」の特攻艇長
 ・「これ、汗です」
 ・私なりの横須賀基地
9月号 戦後の日本を創った男
 ・砕かれた大東亜の夢
 ・GHQ民間情報教育局
 ・サンフランシスコ講和会議
 ・日本初の高速道路
暗号について
6月号 もう一つの「二つの祖国」
*日系兵の功績
 @GFBをモットーに欧州で戦った第442連隊戦闘部隊、第100歩兵大隊の軍功
 A太平洋諸島やアジア地区で日本語能力を発揮した情報兵の活躍
 B戦後、GHQメンバーとして日本の復興に貢献
*ガ島での役割
 ・大本営命令を傍受、解読
*海軍乙事件
 ・奪った機密書類等の迅速な翻訳・・・・トルーマン大統領:二世情報兵は米軍の秘密兵器
7月号 生きて虜囚の辱めを受けず
*偽名
 ・長谷川一夫や荒木又右衛門は駄目・・・小沢氏は「小」をとって「沢」
8月号 戦艦ミズーリに乗った通訳官
*日吉の海軍司令部勤務
 ・米軍のラジオ、KGERの傍受・・・大本営発表との差

9月号 戦後の日本を創った男
** 暗号ではないが貴重な証言
 ・原子力発電計画を米に打診・・・米オークリッジ国立研究所所長の言葉
  「絶対安全な原子炉など存在しない。日本のように国土が狭く地震の多い国に、原子力発電は進められない」
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