暗号戦史
「リ行 作品」
作品名 陸軍登戸研究所の真実
著者名 伴 繁雄
発行日:2001.1.25
出版社:芙蓉書房出版
形式:四六判
目次
T 秘密戦の組織と構造
第1章 登戸研究所
第2章 陸軍中野学校の全貌
U 登戸研究所各科の研究内容と成果
第1章 諜報器材の研究(2科、4科)
第2章 防諜器材の研究(2科)
第3章 謀略器材の研究(2科)
第4章 対生物兵器の研究
第5章 電波兵器の研究(1科)
第6章 風船爆弾による米本土攻撃(1科)
第7章 対支経済謀略としての偽札工作(3科)
第8章 実験の困難性と実績の評価
V 秘密戦の実装
第1章 諸戦域への出張報告
第2章 登戸研究所の疎開、終戦
ストーリーの概要
毒ガス・細菌兵器・電波兵器・風船爆弾・ニセ札…。初めて明らかにされた「秘密戦」「謀略戦」の全容! 元所員が半世紀の沈黙を破る手記を初公開。

目次の細部
T 秘密戦の組織と構造
第1章 登戸研究所
・秘密戦とは ・篠田鐐と登戸研究所
第2章 陸軍中野学校の全貌
・日本最初の科学的防諜機関の誕生 ・中野学校の生い立ちと教育方針
U 登戸研究所各科の研究内容と成果
第1章 諜報器材の研究(2科、4科)
・秘密インク ・秘密インキの実例 ・赤外線型秘密通信法 ・エックス線型秘密通信法 ・写真科学的秘密通信法 ・秘密インキの発見例 ・秘密通信用紙 ・超縮写撮影装置の試作
第2章 防諜器材の研究(2科)
・化学装備案の提出 ・憲兵用装備器材
第3章 謀略器材の研究(2科)
・破壊謀略器材 ・放火謀略器材
第4章 対生物兵器の研究
・毒物謀略兵器 ・植物謀略兵器 ・動物謀略兵器
第5章 電波兵器の研究(1科)
 (山田愿蔵の手記)
第6章 風船爆弾による米本土攻撃(1科)
・米本土攻撃の決戦兵器の開発 ・攻撃命令
第7章 対支経済謀略としての偽札工作(3科)
・偽造紙幣の開発 ・ニセ札の量産と「松機関」
第8章 実験の困難性と実績の評価
V 秘密戦の実装
第1章 諸戦域への出張報告
第2章 登戸研究所の疎開、終戦
暗号について
U 登戸研究所各科の研究内容と成果
第1章 諜報器材の研究(2科、4科)
 ・切手の裏に隠語・暗号
  諜報工作員グループから封書を入試田憲兵から解明の依頼・・・解明し工作員検挙
 ・米国の台湾在住諜者の検挙
  憲兵が入手した秘密文書・・・秘密インクで書かれた極秘文書・・・使用薬剤の解明
 ・秘密通信用紙
  暗号を印刷する極秘暗号書類用紙と秘密通信用紙の研究・・・ノースモーク・ノーアッシ、水溶性通信紙等
 ・超縮写撮影装置の試作
  マイクロ化したい秘密文、暗号、図面等を湿板で撮影、コントラストの高いネガを得る。それをコンデンサーで集合した光を当て、顕微鏡を逆方向に使って縮写。
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