暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 情報入門     情報のとり方、防ぎ方
著者名 松島 慶三
発行日:S38.4.15
出版社:南北社
形式:新書
目次
第1章 情報入門の予備知識
第2章 情報の基礎的問題
第3章 情報組織の作り方と資料源
第4章 情報の収集法
第5章 情報を伝達する方法
第6章 スパイ行為とはどんなことか
第7章 宣伝、謀略と群衆心理の関係
第8章 情報謀略の史実
第9章 企業防衛と情報
第10章 企業防衛と統帥
概要
情報とは何か?
それはいかにして収集され、検討されて、誤りのない判断の資料となるか。そしてその防衛は以下に対処されるべきものなのか?
この要望にこたえるために、久しい間、軍部の閉ざされていた秘庫に眠っていた、数多くの軍事機密資料と、現代生活におけるいろんな経験とを織り交ぜて執筆した。かって兵戦における戦勝の要訣としてうたわれたものを、企業戦略の情報収集や、スパイ防衛のために役立つよう編集し、官庁、団体はじめ各会社の調査、情報などの配置にある方の参考資料である。
(プロローグから)
暗号について
第8章 情報謀略の史実
2 日本の敗因と情報
*暗号対策の諸状況
 ・ 海軍暗号の防諜状況
   ミッドウェー海戦の米軍による暗号解読による敗因
 ・山本長官の戦死と暗号
第9章 企業防衛と情報
2 暗号と情報
 ・暗号解読の重要性
  外交暗号の被解読・・・・ワシントン会議
 ・列国の暗号秘密機関
  英:海軍情報部暗号課(40号室)
  仏:参謀本部第2課
  独:諜報部長カナリス大将の叛逆行為
  ソ:中央情報局(RU)、外務省外局(MYD)
  日:陸軍・参謀本部第2課、海軍・軍令部第4部第11課
 ・暗号通信による敵情判断
  暗号解読できなくても、通信傍受により、通信状況を分析することにより敵情判断できる
 ・大和田通信隊の業績
3 暗号の基礎知識
 ・暗号なしの電話
 ・暗号の種別 
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