暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 真珠湾   日米開戦の真相とルーズベルトの責
著者名 ジョウジ・モーゲンスターン   (George Morgenstern)  (訳:渡邊 明)
発行日:198
出版社:朝日新聞社
形式:四六判
目次
第1章 戦争
第2章 新高山登レ
第3章 日の丸
第4章 スケープゴート
第5章 艦隊基地
第6章 敗北の青写真
第7章 裏口からの参戦
第8章 A、B、C、D
第9章 洋上会談
第10章 日本穏健派の最期
第11章 海戦日を目ざす対日外交
第12章 マジック
第13章 危機切迫の前兆
第14章 東の風、雨
第15章 見えざる風にしばられて
第16章 「べし―べからず」警告
第17章 知れ渡った海戦の切迫
第18章 失敗の様相
第19章 日本、アメリカのジレンマを解決
第20章 誰の罪か
ストーリーの概要
 参戦の必要性を認識しながら、国民にはそれを隠して大統領に信任されたルーズベルトが選挙公約を破り、参戦の目的を果たすため、アメリカ国民を欺いて謀略の限りを尽くしたことは許しがたいとして認めることが出来ない。
 何人の反論も許さない綿密な事実調査と資料の分析により、米国民に愛され人気の高いルーズベルトと彼を支えた政府高官や高級将校の責任を追及する。
暗号について
第1章 戦争
*米は日本の暗号電報を解読し、真珠湾が攻撃されると情報部は分析していた。

第2章 新高山登レ
*機動艦隊は、12月5日、「ニイタカヤマノボレ1208」の電報を受信した。

第4章 スケープゴート
*宣戦布告の暗号電報の遅れ・・在米日本大使館の不手際
*米関係者間の傍受電の伝達と評価について証言の変化

第12章 マジック
*米情報部は、日本の船舶運航に関する暗号と、日本外交の極秘暗号を解読した。・・・日本の計画と意向を知った。
*日本の暗号解読を神々の賜と考え、「マジック」と呼んだ。
*米は、大戦後1945年8月29日、日本の暗号解読を公表した。
*11月末頃までの暗号解読の具体的事例

第13章 危機切迫の前兆
*11月末頃から開戦頃までの経緯・・・暗号解読の影響

第14章 東の風、雨
*何故「ウインドメッセージ」の存在を隠したか?

第15章 見えざる風にしばられて
*本当に受信したのか? 受信したとすれば誰がどう処理したのか?

第17章 知れ渡った海戦の切迫
*解読した情報はハワイに伝わったのか?どのようにして、誰に?

第18章 失敗の様相
*マジック情報はどのように活用されたのか?
*何故、ハワイには伝わらなかったか?

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