暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 真珠湾は眠っていたか T運命の序曲
著者名 ゴードン・W・プランゲ  (Gordon W. Prange)  (訳:土門周平/高橋久志)
発行日:1986.12.8
出版社:講談社
形式:四六判
目次
1運命の対立    2真珠湾攻撃の発想
3大西瀧次郎と源田実   4真珠湾攻撃の噂
5大統領の気分を損ねた提督   6指揮官交代
7ハワイ防備の諸問題   8スパイ活動の温床
9暗号戦の内幕 10マーチン=ベリンガー報告の先見性
11浅沈度魚雷の秘密  12南雲艦隊のさむらいたち
13日米交渉・16年夏ごろまで 14世界最強の要塞
15両洋作戦の虚実   16死神の接吻
17日米交渉の舞台裏・6~7月 18日本人スパイ吉川対FBI
19南雲部隊の訓練と人事   20石油全面禁輸
21行き詰まる日米交渉   22奇襲を予言
23一歩一歩破局へ  24海軍航空のリーダーたち
25次第に緊迫する16年夏   26風浪益々高し
27重要研究     28図上演習
29切迫する開戦時機   30米、対独戦に鶏舎
31重大かつ不吉な変化  32どんな犠牲をはらっても!
33暗雲今や晴れ    34戦力、目的、計画
35真珠湾は攻撃される  36なるべく長い準備時間を
37最後の切り札
ストーリーの概要
第1部:1941年1月から海軍軍令部が山本五十六の真珠湾攻撃奇襲作戦を海軍戦争計画の一部として正式に採用した同年10月中旬まで、つまり、作戦計画準備段階の時期を扱っている。

*真珠湾をめぐる日米両国人の思考と行動が複雑に絡み合って織りなした”彩”
*人的要素が重要。 意図して悪役になった者はいなかった。
*ルーズベルトは日本軍の攻撃を望んでおり、それを許したか
*日本軍の資料は殆ど失われた。関係者のインタビュー、新鮮なうちに。
暗号について
8 スパイ活動の温床
 ・主としてハワイで行動した吉川たちの暗号使用について


9 暗号戦の内幕
 *ハワイの日本領事館からの盗聴・・・法と実行
 *パープル暗号機の解読・・・フリ−ドマン等の活躍
 *マジックの取扱
 *翻訳がネック・・・日本語の特殊性
 *陸軍、海軍の暗号解読組織の協力
inserted by FC2 system