作品名 太平洋の勝敗を決した暗号戦 (「丸エキストラ 戦史と旅14」所収) 著者名 横井 俊之 発行日:H11.1.15
出版社:潮書房
形式:雑誌
(初出;S33.8:日本の謀略戦)目次
(なし)
【戦史特集:陸海軍秘密事件史】暗号について * つつ抜けだった日本の機密と暗号
* 支那事変では、敵の暗号を解読して優位に立った日本軍も、米英軍相手では完全に手の内を読まれ、しかも如何ともしがたかった。
* 作戦と諜報
・ 陸海軍諜報機関の歴史
・ ザッカリヤス著:「密使」・・・米国内の諜報網・・・荒唐無稽の被害妄想
・ ハワイ・ホノルル:森村正、ドイツ人・オット・キューン
・ 無線通信傍受の始まり・・・暗号の必要性大
・ ブラックチェンバー
・ 海軍、陸軍の暗号解読の研究、組織化・・・大和田通信隊、参謀本部第二部第8班
・ フィンランドでの武官の活躍
・ 憲兵隊の活躍
・ 第2次上海事件
・ 海軍X機関の傍受、暗号解読活動のおかげで敵の攻撃を避けることが出来た。
* 太平洋戦争の場合
・ マリアナ沖海戦について
・ 古賀長官行方不明事件
・ 敵の暗号解読により、作戦が困難。
・ 沖縄作戦の反省
・ 軍令部は、暗号の解読について疑義を生じていたときも、「暗号の強度は心配ない」と受け付けなかった。