暗号戦史
「ワ行 作品」
作品名 ワールド・インテリジェンス   Vol6     世界&日本の地下社会
著者名 編集人:黒井文太郎   発行人:横田博之
発行日:H19.5.1
出版社:ジャパン・ミリタリー・レビュー
形式:雑誌

    軍事研究2007.5別冊
目次
・ 知られざる中国「黒社会」の最新動向
・ カネと暴力のロシア地下社会
・ 「地下社会」×「情報機関」その知られざる関係
・ 欧米の暗黒街を席捲する「アルバニア・マフィア」
・ 知られざる現代「武器商人」の実像
・ 巧妙化する「マネーロンダリング」
・ 情報デジタル化のメリットとは
・ 「民間人通訳」が見たサマワ派遣自衛隊始末記
・ 再編著しい米太平洋海軍&海兵隊の情報部隊
・ 阿部版NSCの致命的弱点を問う

 知られざる旧日本軍のインテリジェンス
ストーリーの概要
その他の項目
・ 世界の「麻薬事情」最新動向
・ 何故「陰謀論」はなくならないのか
・ 南米の魔界都市「神の町」と「シウダー・デル・エステ」
・ キリスト教右派=保守系陣営の怪しい人脈
・ 隣国「韓国」のヤクザ事情
・ 東アジア「組織犯罪動向」の読み方
・ 在日外国人アンダーワールド
・ ヤクザは山口組だけになる
・ ヤクザ=マフィア=テロ組織の「点と線」
・ オウム事件以降も増殖する日本のカルト宗教
・ 2007年・英国テロ事情
・ アメリカ「HUMINT」の展望
・ イスラエル情報・工作機関の歴史(2)  旧ナチ「アイヒマン」を拉致・連行
・ フランス情報機関の歴史C  「対外情報防諜局」(SDECE)と戦後フランス
   噴出するスキャンダルに翻弄される情報機関
暗号について
・知られざる旧日本軍のインテリジェンス;アメリカの外交暗号も解読していた : 小谷 賢 (防衛省防衛研究所教官)
  *日本軍の通信情報収集部門は、実はソ連、中国の情報も掴んでいた。
 ・ 見直されてきた旧日本軍の暗号解読能力
   旧陸軍が敵国の暗号解読をしていたことは、各種の戦史や文献を見れば、明らかである。
 ・ アメリカの外交暗号は解読されていた!
   ポーランドコワレスキー大尉を招聘、暗号解読の講習実施。参謀本部に暗号解読班編成。米のグレー暗号解読。
 ・ 中国暗号も解読していた日本
   中国軍の明碼(ミンマ)解読
 ・ 対ソ暗号解読
   関東軍、ポーランド・ミッチェル暗号解読官を招聘、ソ連暗号解読能力の向上、ソ連暗号の解読成功。
 ・ 憲兵隊による通信傍受活動
 ・ 陸軍のヒューミント活動
 ・ 知られざる海軍のヒューミント活動

 注:暗号戦史関係の本を読むと、太平洋戦争以前(乱数を加えていない時代の暗号)は、かなり解読できていた事は伺える。
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