暗号戦史
「ヨ行 作品」
作品名 余話として  
著者名 司馬 遼太郎
初出版:1975.9:文芸春秋社
(オール読み物、別冊文芸春秋等掲載)
発行日:1979.7.25
出版社:文芸春秋社
形式:文春文庫
目次
話のくずかご
(アメリカの剣客、春日の大杉、千葉の灸、普仏戦争、村の心中、
策士と暗号、ひとりね、有馬藤太のこと、日本人の名前、日本人の顔、浪人の旅、異風の服飾、武士と言葉、謀殺、どこの馬の骨、幻術)
要らざる金六、 ある会津人のこと、 太平記とその影響
日本的権力について、 霍去病の墓

ストーリーの概要
司馬遼太郎のエッセイ集。
あとがき:「人間の何事かについて小説の構想を考えているとき、無数の、といっていいほどの無駄ばなしが脳裏を去来する。」
暗号について
「策士と暗号」:日露戦争直前のロシアにおける外交暗号について。ロシアに解読され散ることを知らず馬鹿にされた日本の駐露大使。露のウィッテ曰く、「日本の暗号は日本人だけが暗号だと思っているだけで、他国にとっては誰でも読める平文である。」
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